2009年8月アーカイブ

続・WiLL増刊8月号 田母神俊雄 全一巻

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まだ「WiLL増刊8月号 田母神俊雄 全一巻」を読み耽っているのでありますが、いやはや、あらためてこれはすごい一冊だと。

各執筆人が、一般のメディアに決して載らないような正論を書きまくっておるので、これはオススメの一冊でありますよ!

もうこれ読めば新聞・テレビなどのマスコミがどれほど偏ってるか、おかしなことを言っているかが明白であります。
もうどれだけの人たちが洗脳されてるんだと。

■潮匡人
防衛大学校の五百鬼頭校長(公務員)と、朝日新聞のダブルスタンダードぶり。
(五百鬼頭校長が数年前、小泉首相のイラク戦争支持、靖国参拝を批判した事を棚に上げて、政府見解と違うと田母神論文を批判した件について。またそれを支持した朝日新聞。)
おまえらが政府見解と違うとか言うなと。

■石平
(同じく、「政府見解に反する」と田母神論文を批判した朝日について)
2001年、台湾の李登輝元総統が病気治療で訪日ビザ申請を行なった際、森首相(当時)はビザ発給の方針を打ち出したにもかかわらず槙田外務官僚が「ビザ申請など無い」とウソを付いてまで抵抗したことを指摘。
彼は公務員なのに政府見解に反対した訳だが、産経を除きどの新聞も批判しなかった。
(なぜなら、それが中国の利益になるから)
また、学校行事で国旗掲揚・国歌斉唱を拒否する日教組教師を、政府見解に反しているのに一度として批判しないどころかむしろ支持している朝日新聞の二枚舌を指摘。
(なぜなら、それが日本の不利益になるから)

国会やマスコミの糾弾ぶりは、毛沢東時代の言論弾圧と同じだとバッサリ。

■秦郁彦
で、田母神論文に批判的な歴史家も登場。
(田母神論文がコミンテルンの陰謀やルーズベルトの策略を取り上げたことに対して)
陰謀や策略に乗せられたからといって、善人か?と更に田母神論文を批判。

■で、ワシ
うーん、だからね、田母神さんは免罪されたいと思ってないわけ。
「他の国がやったからといって日本がやっていいことにはもちろんならないが」って書いてあるじゃないの。
必要以上に自虐的になるのは自分たちのために良くない、という趣旨の論文なんですよ。
そこをくみ取らないで、何を揚げ足を取ろうとしてるんだと。
そんな事は意味がないと判断したのでこれ以上秦氏の文章を読むのはやめた。


あと、肝心の「田母神論文」そのものも一挙収録されておりますよ!
納得するも反感を持つも、とりあえず本物を一読してからにしたらどうか。

合掌

WiLL増刊8月号 田母神俊雄 全一巻

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WiLL増刊8月号 田母神俊雄 全一巻

という本を読んだ。

これまで田母神氏の著書を
「座して平和は守れず―田母神式リアル国防論」
「自衛隊風雲録」
と読んできたけども、この本は会心の一撃でした。

執筆陣がまた
櫻井よしこ
渡部昇一
中西輝政
潮匡人
小林よしのり
とまたそのスジの人にはたまらん内容。

特に中西輝政の寄稿が痛快で、「田母神論文」を攻撃する魑魅魍魎や、くされマスコミをバッサリやっとるのであります。

論点としては

【1】朝日新聞をはじめとするサヨク系マスコミは
<朝日引用>
こんなゆがんだ考えの持ち主が、こともあろうに自衛隊組織のトップとにいたとは。
驚き、あきれ、そして心胆が寒くなるような事件である。
</朝日引用>

みたいな批判をしとるが、軍人の思想をコントロールするのは共産主義・全体主義国家の発想。
これは民主主義国家のすることではなく、政治将校がいる様な旧ソビエト、中国、北朝鮮に近い。
(これについては、氏自身も著書でそう書いている。)


【2】
<WiLL引用>
第一に、「日本だけが侵略国家ではなかった」という点だ。
~中略~
まさに日本”だけが”侵略国家という烙印を押されているのである。あまつさえ、当時の列強と言われた連合国はどうだったのか。
田母神論文はまさにここを問題にしているのであって、この部分を読まなければ論旨を読み取ったとは言えない。故意に無視しようとしている人は、「東京裁判史観」以外は一切、認めない”守旧派”そのものだといえる。
~中略~
まさに田母神氏が述べているように、他の国がやったからといって日本がやっていいことにはもちろんならないが、しかし日本だけが侵略国家だと言われる筋合いは無いというのは、こういうことなのである。
</WiLL引用>

まさにその通りで、日本の歴史家や政治家やマスコミはなぜこの点を無視するのか、という事をズバリ。
相対化して考えると、日本のやった植民地支配って欧米列強のソレと比べると”植民地支配”とは言えないほど穏当なものだったよね。
なぜこの事実を言っちゃいけない事になっているのか。


【3】
<田母神論文結論部分>
歴史を抹殺された国家は衰退の一途を辿るのみである。
</田母神論文結論部分>

後は読んでみてください。


合掌



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